Google Fonts を使う(フォントファイルをサブセット化して利用)

1. 本ページの目的

本ページに Google Fonts を使ってみる。フォントファイルをサブセット化して利用する。

2. 導入手順

(1) Browse Fonts - Google Fonts にアクセスする。

(2) 今回は「RocknRoll One」を利用することとし、該当するフォントをクリックする。

(3) 同ページ右上の [Download family] をクリックしてファイルをダウンロードする。

(4) サブセットフォントメーカー を使って、フォントファイルをサブセット化する。

Subset Font Maker

(5) 生成したファイルを元にして、WOFFコンバータ で .woff2 ファイルを生成する。

(6) なるべく早くフォントファイルをダウンロードしたいので、<link rel="preload"> を記述する。

<link rel="preload" as="font" href="RocknRollOne-Regular_subset.woff2" type="font/woff2" crossorigin="anonymous">

(7) 以下のCSSを記述する。

@font-face {
  font-family: RocknRollOneSubsetFont;
  font-display: swap;
  src: url(RocknRollOne-Regular_subset.woff2) format("woff2");
}

(8) このフォントを適用するCSSクラスを記述する。

.g-font {
  font-family: RocknRollOneSubsetFont, sans-serif;
}

3. デモ

わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといつしよに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
(ひかりはたもち その電燈は失はれ)


これらは二十二箇月の
過去とかんずる方角から
紙と鉱質インクをつらね
(すべてわたくしと明滅し
 みんなが同時に感ずるもの)
ここまでたもちつゞけられた
かげとひかりのひとくさりづつ
そのとほりの心象スケツチです

「春と修羅(宮沢賢治)」より引用

4. パフォーマンス

Chrome DevTools [Performance]

CPU:4x slowdow

Performance (Subset Font)

Chrome DevTools [Lighthouse]

Device:Mobile

Lighhouse (Subset Font)

5. メモ

6. 参考